お茶を知ろう
お茶の歴史
お茶の起源
中国に古くから伝わっている神話から三国時代の天地開闢説による伝説が茶の始まりを伝えています。
紀元前2700年頃の天地創造時代の神話「中国神話」もインド伝説も共に作り話といわれるほど根拠のない話ではありますが、舞台が中国であることは一致しており、茶の始まりは中国であり、茶が昔から薬用効果があると言われ特に不老長寿の霊薬としての神秘的な薬用効能が重視され、宗教と結びつき、一般的な飲み物となる前に宗教的・政治的・儀式的なものとなり禅や茶道に発展するのも、この発祥の神話に基くものと言われております。
茶が文献にあらわれるのは三国志 (西暦242年~283年) の時代、この時代より古くお茶は受け継がれているのです。
日本への伝来
唐の時代にはお茶を飲む習慣が中国全域の庶民の間に広まり、760年ごろ文人・陸羽(りくう)はお茶のバイブル「茶経(ちゃきょう)」で新しい飲み方を提唱します。器や水を選び抜きお茶を文化にまで高めました。仏教とともに日本に伝わった茶は禅の修業にも使われ、江戸時代には庶民にもお茶を飲む楽しみが広がりました。現在では誰もが家庭で楽しむお茶の種類も豊富になり、お茶を楽しむ習慣は古来より引継がれています。
お茶の淹れ方
ポットから一気に急須へと、お湯を注ごうとしているあなた!ちょっと待ってください!
お茶って淹れ方(出し方)ひとつで味が全然変わるんです。
ここでは、お茶を10倍愉しむとっておきの方法(淹れ方・出し方)をご紹介します。
- 1. お茶に合う水を選ぶ
- 日本の水道水は微酸性の軟水で使用にふさわしいものです。カルキ、塩素を飛ばすため、3分程沸騰させることをおすすめいたします。外国のボトル水は硬質でお勧めできません。
- 2. 茶葉に合うお湯の温度
-
- 玉露
- 50℃になるまで冷ましたお湯でじっくりとお茶の旨み、甘み(テアニン)を抽出します。2煎目、3煎目と温度を上げていきます。
- 上煎茶
- 70~80℃のお湯で旨み、甘み(テアニン)と少しの渋み(カテキン)を抽出します。2煎目、3煎目と温度を上げていきます。
- 並煎茶
- 80~90℃のお湯で香り、旨み(テアニン)、渋み(カテキン)を抽出します。2煎目、3煎目と温度を上げていきます。
- 番茶
- ほうじ茶、玄米茶、紅茶 90~100℃の熱いお湯で香り、渋みの特長を充分引き出します。
- 3. お湯の冷まし方
- 湯呑み茶碗に適量(八分目)のお湯を入れます。一度お湯を茶碗に入れることで、約5~10℃の湯冷ましができます。これを何度か繰り返す事により5~10℃ずつ冷ます事ができます。
正しい保存方法
未開封のお茶は冷蔵庫で保存する
未開封のお茶は、袋のまま冷蔵庫で保存して下さい。なお長期保存される場合には、冷凍庫の方をお奨めします。
※冷蔵庫等に保存しておいたお茶を取り出す時には、直ぐに開封すると、水滴が付き、湿気を吸ってしまいますので、しばらくおいて常温に戻してから開封してください。
開封後の保存方法
封を開けたお茶は、茶缶などの密封容器に移し、冷暗所に保存しましょう。
※なるべく気密性の高い容器に入れて冷暗所に保存しましょう。
※湿気に弱いのでご家庭での冷蔵庫、冷凍庫での保存はお勧めしません。どうしても冷蔵庫で保管したい場合には、他の食品からの臭いの吸着の問題、そして、上記の冷蔵庫取り出し時の結露の問題等に十分に注意しましょう。
小分けに保存する
お茶の味を充分お楽しみいただくためには、長期保存はおすすめできません。
1ヶ月程度で飲める量をその都度お買い求めていただけると理想的です。お茶を購入する際には100g詰めにしてもらうなど、小分けしてもらいましょう。
なるべく早くお召し上がりください
お茶は鮮度が第一。上級なものほど味の変化は早いものです。
開封後はなるべくお早めにご賞味下さい。
効能
古代中国の書物「神農本草経」にお茶を飲んで毒を消したという逸話があります。
古い逸話でも、そして現代でも多くのお茶の効能が研究発表されています。
健康のためにお茶を飲もう
- 緑茶の発ガン作用抑制効果
- 人の細胞に突然変異を起こし、ガンを誘発する原因に対し緑茶がそれを抑える極めて強い作用があるとされています。
- 動脈硬化や脳卒中予防、血圧降下にお茶
- 緑茶の長期飲用によって動脈硬化が予防できるといわれています。緑茶1日5杯で心筋梗塞死亡リスクが50%近く低下するそうです。またお茶の中には、血圧上昇物質の生成阻害作用があります。
- お茶が血糖値を下げる
- 緑茶に含まれる(ポリフェノール等)が血糖値の上昇を穏やかにし、血糖値を下げる作用があると発表されています。
- 元気な赤ちゃんを産むために
- 緑茶には亜鉛などのミネラルも含まれています。低体重児出産を防ぐといわれています。デリケートな方にはローカフェイン茶もあります。
- エイズウイルスの増殖を防ぐ
- エイズウイルスの増殖が緑茶のカテキンによって強く阻害されることが発見され、エイズ治療薬として使われているAZT(アジドチミジン)の20~30倍もの阻害力があると言われています。
- 胃腸の働きを助ける
- 緑茶に含まれるタンニンが胃腸の働きを活発化させると言う働きを持っています。そのため便秘も解消しやすくなります。
- 体のペーハーを調整し、体調を整える
- 緑茶は体の酸性化を防ぐ多くの微量要素やミネラルを豊富に含むアルカリ性食品なので、酸性に傾いた身体を戻します。
- アトピー、花粉症に緑茶が効く
- 緑茶はアレルギー抑制効果があります。そのため、花粉症や、アレルギーによるアトピーにもききます。
お茶は殺菌にも効果抜群!
- 殺菌作用で口臭を防ぐ
- 殺菌作用があり、口の中のカスを洗い流しカスにつく細菌の繁殖を阻止してくれます。
- 食中毒の予防にはお茶が一番
- 緑茶に含まれるカテキンには強烈な抗菌・消毒効果があり、食中毒菌にも強いはたらきが期待できます。
- 歯を強くして虫歯予防
- カテキンの殺菌作用により虫歯菌の増殖を抑える効果があります。緑茶に含まれるフッ素が、歯のエナメル質を守って虫歯に対する抵抗力をつける効果もあります。
- 茶カテキンがダイオキシン毒性を抑制
- 茶カテキンがダイオキシン毒性を抑制します。緑茶で5時間後にはO-157の菌がゼロになったという実験結果が出ています。
お茶には美容、脳力アップの効果も
- 美容のために緑茶の効果を
- ビタミンCが緑茶三杯でりんご一個に匹敵するほどたくさん含まれています。肌に弾力性を与え水分の減少を防ぎ、肌の色を黒くするメラニン色素の生成を抑制する効果があると言われています。
- 老化防止にお茶が一役
- 茶に含まれているポリフェノール・ビタミンの成分は老化を防止するために効果的です。
- 頭の良い子に育てる
- お茶のカフェインは、大脳などの中枢神経に興奮作用をもたらして、知的作業能力や運動能力を高めます。
製造工程
お茶の工場には2つのタイプがあります。
1つは、荒茶(あらちゃ)つまり原料茶を製造する荒茶工場と、荒茶を仕入れお茶をきれいに仕上げる再生工場の2つに分けられます。
中山商店はお茶を荒茶から製品の状態にする再生工場の部類に入ります。
- 1. 仕上茶乾燥機(火入機)
- 荒茶を乾燥させると同時に、独特なお茶の香りや味を引き出します。
- 2. 総合仕上機
- ふるい分け・切断して形状を整え、きれいにます。
- 3. くき茶選別機
- 太い茎や細かい茎を取り除きます。
- 4. 合組機
- 製品の調整・ブレンドの均一化をします。
- 5. 審査
- 完成した製品の味・香り・形状の審査をします。
- 6. 包装
- 完成した製品は計量され、袋詰めします。
お茶の種類
お茶の木はツバキ科。白い花が咲きます。茶葉はいろいろな形で食卓にあがります。緑茶と紅茶、烏龍茶は、味も飲み方も違っていて、まったく別物のイメージがありませんか?
実はこれ、同じ「茶」の葉からできているんです。煎茶・ほうじ茶・抹茶・玄米茶など多種あるお茶をみなさまにお楽しみ頂くために当サイト中山商店では多種類のお茶をご用意しています。あなたがまだ飲んだことのないお茶がきっと見つかります。
- 煎茶
-
一般的に日本茶、緑茶とも呼ばれ、茶葉を蒸気で蒸し、揉んで細長い形
にします。
程よい甘味とほろりとした渋みが美味しさの秘密です。
- 番茶
- 2番茶など固めの茶葉を利用して蒸し、揉みます。お値段も手頃。
さらりとした味と香りが楽しめます。
- ほうじ茶
-
番茶や煎茶を強火で炒ったもの。茎茶で作った焙じ茶が最高級です。
香ばしくさっぱりとした口あたりが特徴で食後にぴったりです。
- 玄米茶
-
番茶の中に、炒った玄米を混ぜたもの。
さっぱりとした口あたりと玄米の香ばしさが人気の秘密です。
- くき茶
-
くき茶は緑茶の茎の部分を集めたお茶で、棒茶、かりがねとも呼ばれます。
甘みの成分であるアミノ酸を多く含み、苦み渋みが少ない。
- 粉茶
- 煎茶の細かいところや軽いところを選別したお茶の粉です。味、香りは軽めで、お寿司やさんの「あがり」でおなじみ。急須を使っても茶葉が湯のみに出てきます。これを飲むことで、お茶に多く含まれるがお湯に溶け出すことがない栄養素(ビタミンA、ビタミンE、食物繊維など)を美味しく取ることが出来ます。
- 紅茶
- 茶の葉と芽を乾燥させ揉みこんで、茶の葉に最初から含まれている酸化酵素により完全発酵させた茶葉が紅茶になります。やぶ北茶葉から作られた紅茶は渋みが少なく、飲みやすく人気があります。
- べにふうき
- 紅茶系の品種「べにほまれ」と中国系のダージリンを交配して作られました。メチル化カテキンと言う普通の緑茶には 含まれない成分を含み、花粉症の緩和に良いとされています。
- ローカフェイン茶
- お茶の渋み成分(カフェイン)を減らした荒茶を使い作ります。
眠る前にも、赤ちゃん、妊婦の方でも安心して飲めます。
- フレーバーティ
- 最近では緑茶のフレーバーティも人気です。果物などのチップをブレンドします。
フルーティな香りを楽しむためにぬるめのお湯で。
- 抹茶
- お茶の葉を蒸してから乾燥させ、茶臼でひいたもの。
爽やかな苦味、茶葉の栄養素をそのまま摂取することができます。
お茶とくらし
ただ飲むだlナでは、もったいない!
お茶には、飲む以外にもさまざまな利用方法があります。カンタンで、すぐできる便利な利用方法を紹介していきます。
- 部屋のにおい消し
-

①フライパンなどで、古くなったお茶などをいぶす。
②煙を部屋に充満させる。
③2~3時間すると、塗料などの臭いがとれます。※毎日の消臭には、茶香炉がオススメです。
- 冷蔵庫のにおい消し
-

①茶殻をよく乾かす。
②①を蓋をとった広口のビンに入れ、冷蔵庫に置いておく。※茶殻は良く乾かさないとカビの原因になるので要注意。
1週間に1度くらいの頻度で茶殻を取り替えましょう。
- さびをふせぐ
-

①茶殻をガーゼの袋に入れて、水を少し含ませる
②鉄瓶や、鉄鍋などさびやすいものを拭く※お茶に含まれるタンニン(渋味成分)が、鉄と結びついて表面に膜を作り、さびを防ぎます。
- 番茶の茶枕
-

①番茶の茶殻を日干しにし、良く乾かす。
②①を枕に詰める。※お茶の香りがかすかにして、安眠できます。番茶を使えば、クッション性も高く、香りも良いです。
- 肥料に
-

【鉢植え・観葉植物の場合】
茶殻を煮出して、冷ましたお茶の液で葉を拭く。
【庭木・大きな鉢植え】
茶殻をかけて、土と混ぜる。※茶殻を使えば、チッ素の補給ができ、堆肥の代わりにもなります。良く混ぜないと、かえって土の換気を悪くしてしまいますので、ご注意を。
- 入浴時に
-

①日本手ぬぐいか天竺木綿で作った袋に、40gほどの茶の葉を入れる。
②①をお湯に入れる。※体がよく温まり、肌もつるつるになると評判も上々です。
中には、風呂用として売られているお茶もあるほどです。








































